2013年06月14日

ウェディングベールの作り方

さて。
ついにやって参りました。
来る結婚式本番に向けて、ウェディングベールを作成する時が…!!!

もちろん、普通に購入して用意してもいいんですけどね(笑)
一応、お裁縫をビミョーーーにかじったことのある器用貧乏を自称する手前、
自作出来るアイテムは自分で作りたいじゃないっっ!

という訳で、今回は私のウェディングベール作成手順をご紹介!!
私のベールは、一般的な『二段のフェイスアップベール』。

↑こういう感じの一番ポピュラーなものです By楽天
 ネットだと安価で入手可能なので、好みのものがあれば購入した方が手間もお金もかからないことも…(笑)


洋裁をきちんと習ったことがない&何故か和裁は修行経験有という謎の経歴を持つワタクシ(…)が
感覚的な方法で作成しているので、ちゃんとした作り方とかその他結構な勢いで無視(…)な為
参考になるかどうかは微妙ですが(笑)
『あのベールってこういう風に作れるんだー』くらいで見ていただければ。

<準備する道具(全て楽天市場で購入可能です)

・ミシン(手縫いする根性がある場合は無くてもOKですw)

・アイロン&アイロン台(さすがにこれは必須です)


・メジャー(採寸に必要な為、必須。100均に置いてあります)


・まち針(こちらも印つけに必須。耐熱性のものだと安心。100均に有)

・しつけ糸(ほぼ必須。特に不器用さんは、準備していないと泣きを見ます。100均に有)

※ベールはその性質上、チャコペンシル類は使用しない方が安全です。
裁断に関しては大体が真っ直ぐな布の角を丸く落とすだけなので、
印つけはまち針としつけで行います。

<材料>
・薄手の白い布

 (なるべくドレスの色に合わせること。白ドレスに生成りのベールとか黄ばんで見えるっスよ)

・透明の縫い糸

 (細いテグスみたいなのが販売されています)

・装飾用のレースやビーズなど

 (これはお好みで。レースやビーズ装飾の雰囲気を、他の小物と合わせると◎)

布地は、最も一般的なのはやはり『ソフトチュール』。

ソフトチュール

価格:39円
(2015/6/16 00:00時点)


裁ち目の処理が不要で、扱いやすさも抜群です。
ちょっと気をつけて欲しいのが、『チュール』にも幾つか種類があり、大きく分けて
『ソフトチュール』と『ハードチュール』に分かれます。
両者は触ると一目瞭然なのですが、見た目では判断が付きにくいので購入時にはちょっと注意を。
いわゆる『ウェディングベール』に使用するのであれば、必ずソフトチュールを選ぶ事!!
逆に、ベールダウンをしないタイプのボリュームのあるショートベールや、
パリッとしたリボンやボンネットをチュールで作りたい場合はハードチュールが向きます。
ロックミシン等、端の始末が可能な手段を持つ場合、オーガンジーとかシフォン素材も綺麗っスよ。 

まずは、主原料であるチュールの調達。
ですがその前に、ベールの長さを決めなければ、何cm調達すればいいのか出てこないので
ドレスに合わせてベールの長さを決定して下さい。
フェイスアップベールにする場合、フェイスベールが大体50〜60cmなので、
その後ろにかかるベールの長さで印象が変わります。
blog42.gif
・ショート(50〜60cm前後)
 大体背中〜腰上までの長さ。
 キュートな雰囲気を求めるならばこれ。レストラン挙式やガーデン挙式等、
 ベールが靡いても邪魔にならないようなシーンで活躍します。
 推奨ドレスはミニ・エンパイア。
・ミドル(70cm〜120cm前後)
 腰下〜ギリギリ引き摺らないくらいまでの長さ。
 多くの場合、ウエスト部分にあるドレスの後ろ飾りを邪魔しない形状でもある為、
 上品かつスタイリッシュに決められるので、前衛的なチャペルやゲストハウス式で。
 ほぼ全てのドレスに似合う形状ですが、個性的な形状のドレスの魅力が一層引き立ちます。
・ロング(150cm以上)
 トレーンを越えて、引き摺るタイプのベールです。
 ドレストレーン+30cmが、後姿が一番美しく見えると言われています。
 王道中の王道の美しさを誇る為、大聖堂や大階段のある場所で挙式するなら、これ一択。
 推奨ドレスは、トレーンが美しいAライン・マーメイド、そしてプリンセスです。

ってな訳で、希望するベールの長さが決まったら、それに60cm足した分量が
『必要な長さ』のトータルになります。
そして、もう一点大事なのが『横幅』。
これはフェイスベールの長さ+コームをつける際のギャザー寄せ分の長さに依存します。
dless21.gif
例えば、フェイスベールが50cmで、トップのギャザーは20cmを希望する場合、
フェイスベール長さ×2+ギャザー分 となるので、120cmの幅が必要となります。

:私の場合:
私のドレスですが、トレーン有のシンプルなAラインです。
ウエスト部分に、唯一と言っていいくらい大事なバラ飾りを有しているので、
ベールの裾部分がかぶってはいけない!=ここはロングで…!と行きたいところなのですが。
ドレスがシンプルでレース装飾が一切ないので、ベールを派手にするのは嫌。
それに、ロングベールが映えるようなチャペル挙式でもないので絶対雰囲気負けする。
何よりロングタイプ=長いから作るのに骨が折れるのでダルい(…)
という理由で、ウエスト飾りを邪魔せず、Aラインドレスにもある程度映え、
かつ食われないデザインということで、ミドルベールを選択する事にしました。
調達したのは、150cm×180cmのソフトチュール。
フェイスベールが50cm=幅を110cmに切り落とす前提で、
周囲の装飾用レースは3m×2本の、6mを準備しました。
レースは此方。
RIMG1062.jpg
意外と長さが必要なので、途中でレースを継ぎたくない場合は
10m級をロール売りしているお店で一気に購入した方がいいです。
ちなみに、私はこちらのお店(楽天)で、総額¥630で購入しました。
フェイスベール50cm、バックベール130cmという設計で、レッツチャレンジ!!

<作り方手順>
1.まずは、チュールの四隅を裁断します。
dless18.gif
こんな感じで、丸かどに。
4つに折りたたんで、その角をまるーく切っちゃえば、4ヵ所とも同じ角になりますね!
この角の感じですが、特に決まりはないので、円に近いベールがよければ角を深めに、
四角に近いベールがよければ浅めに切り落とせばOKです。
(※但し、四角に近い場合は若干レース付けにくいよ)

実は究極にシンプルなベールは、ズバリ
角も落とさずチュール切りっぱなしなのですが(どどん)
装飾を工夫すれば、これはこれで結構綺麗なので(笑)、
ドレスが極限まで華やか、かつショート・ミドルベールご希望の場合は一考するもアリ(笑)
(※上記シンプルベールに本気の場合は、チュールの角を落とさず手順4まで進んでください)

2.準備したレースを、ベールの端に沿って仮留めします。
これなんですけど、まち針使って一周ぐるーっとするのが意外と難作業。
特に幅広レースの場合、まち針だけだと角の部分で絶対にダブついてしまいます。
これをそのまま縫いこんでしまうと、布がつれて予期せぬギャザーが寄ってしまい、
ベールのつもりがテーブルクロスにピッタリー!な形状になってしまうので、
面倒でもしつけ糸できちんとしつけを行った方が安全&確実です。

3.仮止めが出来たら、いよいよ本縫い!
この本縫いですが、透明糸を用意する事を強く推奨します。
『え、ベールもレースも白だけど、白糸ダメ?』ってなると思いますが、
レースの形状によっては、実は白糸って意外と目立ちます。
RIMG1074.jpg
こんな感じ。
上記は絹の仕付け糸なのでかなり細い糸ですが、この目立ちよう。
これが通常のミシン糸だと、間違いなくレースの柄に不自然に同化します。
こうならない為にも、透明糸で縫った方が安全&確実です。

また、レースは必ずレースの端部分をなぞる感じで縫いとめるようにしましょう。
dless19.gif
でないと、レースの重さによっては、レースの端がだらんと垂れ下がって不恰好です。
特に、ベールに使用するタイプのレースは大柄で重さがあることが多いので、
面倒でもきちんと端を縫い止めるようにしましょう!
『くねくね曲がりくねったレースを綺麗に縫いとめる自信が無いんだけど…』という人は、
大人しく端が真っ直ぐなタイプのレースをチョイスしましょう。

ちなみに。
私はこの波状レースを使ったミドルベールを作成するに当たって
RIMG1072.jpg
全工程を全て手縫いで行いました(どーん!)
いや、この幅の波状を綺麗に縫いとめようと思うと、ミシンじゃ難しくて…。
それに、手縫いオンリーで出来るって分かれば『ミシンない!でも手作りしたい!!』
な人にとっての勇気付けや勢い付けにもなるかなーと……(笑)
実際に、全てを手縫いで行う事によって細かい作業が可能になりますし、
ミシンに慣れていない人が無理してミシンを使うより綺麗に仕上がりますし、
それこそ、ミシンで縫うには難易度が高い、デザイン性の高いレースも扱えます。
但し、和裁経験有で手縫いにそこそこ慣れている私で、この長さで半日かかったので
手縫いに慣れていない人は2〜3日みっちり針と糸と格闘する覚悟がないと、
たぶん途中で心が折れます(笑)

RIMG1078.jpg
でも、出来上がりは格別ですよん。

4.ベールにコームを取り付けます。
まずは、出来上がったベールを フェイスベールとバックベールに分ける為、2つに折ります。
dless20.gif
折り目部分の中心部10〜20cmほどをなみ縫いし、引いてギャザーを寄せます。
このギャザーですが、少なければ大人しめに仕上がり、沢山寄せればボリュームが出ます。
どの程度のボリュームが欲しいかでギャザーの長さを最初から決めておき、
ベールの材料を調達する際は、必ずギャザー分を幅に足しましょう。
RIMG1079.jpg
ギャザーが寄ったら、その部分にあわせて適当な長さのコームを取り付ければ完成!!
あとは、ベールにあわせてビーズやスパンコール装飾を付け加えていけばOK!

ベールが完成したら、実際にかぶってみましょう!
一気にテンションが上がる事間違いなし(笑)
そして、本番前に必ずパートナーにフェイスベールアップの練習をしてもらいましょう。
これ、意外と難しく、ぶっつけ本番だと失敗するケースが多い演出の一つ。
実際に私の相方さんも、私より18cmも長身なのにベールを上手く上げ切れず、
上げたばっかりのベールが再度顔前にバサッと落ちてきましたからね(どどーん…)
こうなってしまうと儀式としては大変マズいことになるので、
可能な限り二人で息を合わせて練習しておきましょう(笑)
特に、ヒール装着時にパートナーとの身長差があまりないカップルは要注意!

手作りベールは、手間はかかりますが作成手順自体はそれほど難解ではないので、
洋裁初心者さんでもチャレンジしやすいアイテムの一つだと思います。
華やかなビジュアルにこだわらず、豪奢なレースを使わなくとも、
細身で真っ直ぐの繊細なレースでチュールを縁取るだけでも非常に品の良いベールが出来ます。
もし、『いっちょやってみようかな…』と思い立った方は、
自分の手で、世界に一つだけの自分のベールを作ってみてはいかがでしょうか!

<PR>

posted by かい・テルこ at 21:50| 結婚式・衣装の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月13日

うおぁあああああやってしまったーいwww

私です。
このブログを立ち上げた真の目的の一つに
『お手製ウェディングアイテムの作り方』を、
自作品にて説明しつつ楽しんじゃおう〜♪なんて考えがあったのですが。が。
自身のウェディンググローブを張り切って作ろうと、先日調達した布広げたら!!

どうやら購入する布を間違えたようだ(どーーーーーーん!!!)

特性上、ウェディンググローブを作るのに必要なのはストレッチ素材。
それをちゃんと見越して、自分の目で見て手で触って、ドレスの共布持って行ってまで
伸縮率その他確認のうえでストレッチ素材をきちんと吟味しまくった筈なのに、
購入してきたストレッチオーガンジー(の筈)が縦にも横にもノビナイヨ!!?
何処でチョイスをミスったんだ!?ええーーーーー!?
どっちにしろ非常に残念です!!!!

うーわ、これどうしようか…(笑)
布材だけなので安価とは言え、また別にストレッチ布調達するのも嫌だしなぁ。
仕方ない、伸びない素材で作るウェディンググローブにチャレンジしてみっか…。
幸いな事に、私が欲しているのはショートグローブだし、何とかしてみよう。
仕方ない仕方ない!自分のミスだもの!!
テルこさん負けない!!負けないんだから!!!

<PR>
タグ:衣装 手作り
posted by かい・テルこ at 20:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月10日

ウェディングブーケの作り方

(※かなり長い記事ですが、あえて分けずに一気読みできるスタイルにしてあります。
 読みにくくて恐縮ですが、よろしくお願いいたします)

えー。
まず、フラワーアレンジメントの類を全く未経験のまま、
アレンジブーケの作り方のページ等を流し読みして適当に花材を見繕い、
ド素人初心者(私だ)が、無理矢理ブーケを作った経験より一言。

腕に覚えのない方はマジでやめといた方が賢明です(どどん)

思い描いたような形のブーケを一から作ろうと、好きな花材集めてきたはいいものの
アレンジ初心者が花材を思った通りの形にするのって想像以上に難しいですし、
失敗するとリカバリーに凄まじい手間と時間がかかります。
思ったようなブーケにならず、誤魔化すために花材をあれもこれもと買い集めた結果
無駄も出ますし結局お金もかかります。
その上、結果的に出来上がったブーケはイマイチの出来…という悲劇も起こります。

実際に、迷走に迷走を重ねた末に出来上がったのが、あのカラーブーケですよ…(笑)
手作りだからこそ出来た唯一無二のぶっ飛びブーケ、一度やってみたかった造花アレンジを
自分の結婚式で出来、こうしてネタにもなったので後悔はしていませんし、
私は個人的に気に入っているのでALL OKなんですが、
例えば普通のフラワーショップでいわゆる『普通のブーケ』と一緒に並んで
あれが置いてあったら確実に売れ残るレベルの個性派ブーケですよ(笑)

しかも、当初思い描いていた形とは全然違う形になりましたしね…(遠い目)
(鳥かご&バードモチーフは使う気ではいたけど、ああいう形ではなかった)

造花はいくらイジり倒しても枯れないですし、やり直しも利きやすいので
チャレンジするには非常に向く素材なんですが、
『せっかくのお式だから、自分でブーケを作ってみたい!!
 でもフラワーアレンジメントなんてやったことない!
 造花の選び方も組み方も道具も知らない!ちんぷんかんぷん!』

な人は、まずブーケを手作りしたい!という無謀な願望を捨て、
自分の求めるイメージに近い完成品ブーケ買った方がいいです。マジで。

その方が、結局お金も時間も無駄が出ませんし、結果的に節約につながります。
手芸全般に関しては多少腕に覚えがある、でもアレンジメントは初めて…な方も、
一から自分の好きな花材を買いに走るような危険な行動には出ず、
大人しく自分好みのブーケ作成キットを購入した方がいいです。


もし『絶対使いたい花がある!』等、どうしても自力で作ってみたい方は、
『フラワーアレンジメントのルール・決まり事完全無視!
 こうして作れば失敗が少なくなる…かもしれない!!
 ド素人初心者がフィーリングのみで作るブーケ作成の手順!』

を載せておきますので、参考にどうぞ。
尚、上記の通り
『あくまでも素人・フラワーアレンジメント全然知らない人が
 それっぽく作る為に気を付けよう!頑張ろう!』
なノリなので、
アレンジ玄人の方はこれを見て怒らないでください(笑)

<準備するもの>

・花材(造花・アートフラワー・シルクフラワー 等の名称で販売しています。
 100均にも置いてありますが、専門店と比較すると質・見た目共に劣りますので注意)



・針金(細すぎず太すぎず、曲げ伸ばしのしやすいアルミニウム製がベスト。
 100均に置いてあります)

・フローラテープ(造花の軸に巻く、主に緑色のフラワーアレンジメント用クラフトテープ)



・グルーガン(プラスチックを熱で溶かして接着するタイプのクラフトアイテム。
 100均に置いてありますが、詳細は後述します)


・ラジオペンチ(花材を切ったり曲げたり、あると便利。100均に置いてあります)

<花材の揃え方>
これすげぇ大事なんで、可能な限り守ってくだせぇ。

・『花材』の種類は3種類まで!(葉っぱ系使う場合も、葉っぱ1種だけにしてね!)
・花の色は3色まで!(葉っぱ系使う場合も、葉っぱ1色+花3色にしてね!)
・花の色は可能な限り同系色でまとめろ!(赤なら赤系、ピンクならピンク系、青なら青系だ!)
・花の大きさは全て揃えるor大小2種のみ!(どっちかにしないと泣きを見るぞ!)


初心者にありがちなのが、色味さえ合わせればOK!と、
目についた可愛い花をバンバン入れ込んでしまうこと(※ソースは私)

初心者がこれやるとマジでしっちゃかめっちゃかになり、全く統一性のないブーケになります…。
本気で手作りを考えている場合『絶対に入れたい花と、その花の色』を一つ決めて、
それを主役に持ってくるように心がけ、多種類の花を詰め込まない方が上手く行きます。
同じ『バラ』だからって、違う花材のバラを5種類入れると、あっという間に統一性がなくなるぞ!

で、その花&花の色を決めたら、周囲の花の色味を必ず合わせていくことです。
特に、3原色の赤・青・黄色は混ぜるな危険!
上記3色のどれかを使いたい場合、他の2色は入れない方が無難です!
特にサムシング・ブルーを狙いたい場合、華やかだからって赤と黄色を同居させると
余程上手な人でない限り『テーマ・信号機』みたいなブーケになりますので要注意。

<花材をネットで探す際のお勧めショップ>

フェイクグリーンのお店 mintcafe
『フラワーピック』の項目に、様々な花材が置いてあります。
ギフトフラワーや光触媒のインテリア用ミニグリーン、
そもそも『ウエディング』という項目も有。
メジャーな花から少しクセのある花まで色々揃うので、
実店舗に花材を見に行けない方は是非一度覗いてみてください。


造花専門問屋 花びし
私が実際に実店舗で花材を揃えたお店です。
アートフラワーに関してはおそらく最強クラスの品揃えを誇ります。
花名が50音順で並んでいるで検索しやすく、絶対に使いたい花がある場合も
検索が容易です。プリザーブドフラワーも販売しています。
ブーケ作成に好適な加工が既にされている品も多く、こちらもお勧め。

<下準備>
まず、花材を組みやすくするようにやらなければいけない作業がございます。
blog-gazou30.jpg
花材の軸を、曲げやすい針金に付け替えて、フローラテープでカモフラージュします。
※フローラテープの巻き方(YouTube)

造花は大きく分けて、アレンジメント用に作られているものと、
インテリアディスプレイ用に作られているものに分かれます。


<左:アレンジ用 右:ディスプレイ用>

前者はアレンジ好適品として、最初から茎や葉を全て取り払った状態で
しかも軸が曲げやすい針金でできている&フローラテープでテーピング済なのですが、
後者はリアリティ優先で見た目重視で作られている為、プラスチック製の茎が
芯の針金を覆う形で作られ、かなりがっしりとしていて
曲げたり切ったりといったアレンジメントがしにくい作りになっています。
腕に自信のない方は、最初から左のような『花のみ』に作られている花をチョイスしましょう。
どうしても使いたい花材が、右のようなリアルなものの場合は
花を引き抜いたり、茎を切って針金を巻き付ける作業が必要になりますので
(実際、後者の方がリアルに作られていて綺麗なことが多いんですよね…(笑)
使う予定の全ての花材を扱いやすくしておく作業を真っ先にしておきましょう。
あ、もちろん葉っぱやグリーン使いたい場合も同じようにしてね!
花を組みながら、その都度巻き付け作業やってたら絶対途中で嫌になります。

経験者が言うんだから間違いねぇです。

<花を組もう>
花を組む際、こうすれば失敗しにくい、かもしれない!
という組み方を、一参考として挙げておきます。
(※尚、今回ブーケ作成手順を実物で説明するにあたり、こちらのファミリアミアさん(楽天市場)で購入した
装飾用ミニ造花を使って、ミニブーケを作りながら説明させていただいとります。
スケールは1/4程度。実物大ではない為、雰囲気だけをくみ取っていただければ幸いです)

blog-gazou20.gif

巷で見かける造花ブーケの作り方って、アレンジ経験者か余程器用な人じゃないと、
全くの初心者・未経験者がリテイクなしで思い通りのブーケを作るには
(当たり前だけど)中々ハードルの高い内容なんですよね…。
『経験なしだけど、まぁ何とかなるっしょ♪』みたいな感覚で手を出し、
尚且つフラワーアレンジメント独特のバランス感覚にすぐれない人は
あの手の王道の作り方すると泣きを見ることになります(※ソースは私)

私の作り方で絶対失敗しない訳ではありませんが、花材を一つ一つ巻き付けていくより
ブロッキングしたものを組み上げる作業だと、リカバリーはそれほど手間がかからないので
『思った形に組み上げる』という作業をまず行い、ある程度形が出来たところで
『組み上がった後、物寂しく感じる箇所』に1本ずつ花を挿していく…
という作り方だと、全体的にバランスのとれたブーケになると思います。

↑この為、花の種類や色を限ると、後から挿した1本が違和感なくはまります。
花の種類や色が違うと、そこだけ明らかに浮いてさらに広範囲をリカバリー、
バランスが崩れて結局全体を作り直し…といった手間をかけなければならなくなるので
花材をバランスよく、一から組み上げて美しいブーケを作る自信が無い方は、
ブロッキング→組み上げ→仕上げの足し算
という手順で花を組んでいくといいと思います。
blog-gazou23.jpg
(↑ブロッキングした花パーツを揃えたところ)
尚、花を組む場合、持ち手を必ず一か所に纏めなければなりません。
だから一から組むと1本1本テープで巻かなきゃダメ=リカバリーが大変な訳です…。
ブロッキングだと、3本をテープで巻く→その3本を根元で1本に纏めていく、
という作業になりますので、作業が格段にしやすくなります。
この際、束になった根元の仮止めに、大きめの洗濯ばさみを使うといいですよ!

<仕上げ〜完成>
ブーケがある程度形になり、『これでOK!』と納得のいく形になったら、
いよいよ仮止めではなく完成ブーケとしてまとめる作業に入ります!
blog-gazou26.jpg
まず、茎部分の長さを切りそろえます。
各種針金の長さが違うと手に刺さるという悲劇に見舞われますので、ここしっかり。
針金の長さが揃ったら、茎をまとめるようにフローラテープで巻いていきます。
blog-gazou25.jpg
で、造花いじってる過程で分かった方もいるかもしれませんが、
造花って構造上、花の部分がすっぽ抜けやすいものがあります。
茎も、針金をテープでくるんだだけなので、引き抜けばすぐに崩れてしまいます。
これだけだとブーケの強度が若干低いんで、花の付け根部分・根元部分を、
手芸用のグルーで強化しましょう。
blog-gazou28.jpg
グルーとは、プラスチックスティックを熱で溶かし、接着剤のように使うブツ。
速乾ボンドとは比べものにならないほどの速乾で、更に冷え固まると強固になるので
造花ブーケ作成にはうってつけだと思います。
blog-gazou29.jpg
これなんですが、『グルーガン』という商品名で売っています。
最近では100均でも見かけるようになりましたし、上記写真の品も100均で購入しました。
ややコツと注意が必要ですが、ある程度問題なく使えます。
ただ、『ブーケの作成限りでしか使わない』という人は100均でもいいと思うのですが、
もし、私と同じように『あらゆる手芸に明るく、趣味としてモノづくりを行っている』人で、
グルーガンを所持していないけど、この機会に…と考えておられる方は、
スティックはともかく、グルーガン本体はきちっとしたものを購入することをおススメします!
当然ながら、100均品は安かろう悪かろうでべらぼうに使いにくいです(笑)
(↑見たらお分かりかと思いますが、プラグが超短く、コンセント際でしか作業できませんw)
使用してみて、かなり便利なアイテムであると実感したので、今後も使用することを考えて
新たなグルーガンの購入を本気で検討するくらいなら、初めからそこそこのものを是非。
blog-gazou27.jpg
で、ブーケの強化が終われば、後は茎部分に好みの色のリボンを巻いて完成です!
周囲にレースやチュールを飾ったりすると、更に雰囲気が出て可愛くなりますよ。

<ブーケの種類>



ラウンドブーケ(難易度:★★)
blog-gazou22.jpg
その名の通り、丸いブーケです。
形がまん丸で愛らしい雰囲気になりますが、大きさや花の種類・花の色によって
キュートにもクールにもなります。
全体のバランスもとりやすく、アレンジメント初心者さんはチャレンジしやすい形です。



ティアドロップブーケ(難易度:★★★)
blog-gazou24.jpg
ティアドロップ(涙型)を逆さにしたような形のブーケです。
複雑そうに見えますが、基本形はラウンドブーケとあまり変わらず、
ブロッキングした花を丸型に組んだ後、ブロッキングしていない花材を
下方にバランスよく配置すればそれっぽく見えます(笑)
コツとして、花を全て組んだ後、グリーン(アイビー等のツル植物が◎)で
花の周りを囲うようにすれば、動きが出てセンスよく見えますよ!



クレッセントブーケ(難易度:★★★★)

三日月のような形をしていて、前衛的なチャペルやスタイリッシュなドレスに映える
現代的なブーケです。流線形が美しく、マーメイドやスレンダーラインのドレスに好適ですが、
この形に作るのは想像以上に難しいので(実は最初、これを作ろうと思っていました(笑)
フラワーアレンジメント全くの初心者さんは手出ししない方が吉。
どうしても作りたい方は、三日月の形を上下半分・2パーツで考え、
『てっぺんが少し湾曲した三角形』を2つ作るつもりでブロッキングし、
作成し終えたら合体!という裏技を使いましょう(笑)
blog-gazou21.gif



キャスケードブーケ(難易度:★★★★)

ティアドロップと形が似ていますが、こちらは『滝のように流れる』という名の通り、
全体の流れを意識して作らないと残念なことになる為、テクニックが必要になります。
ブロッキングの時点から、組み上げた後の姿を想像しながら作業する必要があるので、
その辺の腕とセンスに自信がない方は手出ししない方が無難です。
どうしても作りたい方は『中央に配置するラウンド』『下方に配置する逆三角形』
をブロッキングし、合体させた後で『周囲を取り囲む』ように花を挿していき、
更にその周囲を動きのあるツル系グリーンで囲みましょう。




クラッチブーケ(難易度:★★★★★)

これだけはやめておけと断言できる、初心者には難易度MAXのブーケです。
『野の花をそのまま摘んで束ねたようなブーケ』がコンセプトなんですが、
余程のセンスがない限り、凄まじくダッサいブーケが出来上がります(…)
実は作り方そのものは至って簡単で、『花材を手元で束ねるだけ』というお手軽さ。
割と大胆な配置でもそれっぽく見える為、一見初心者向けで簡単そうに見えます。
変わり種も多く『クラッチブーケ』そのものが一つのジャンルとして確立してもいいくらい
形や雰囲気、使う花の幅もかなり広くて面白いブーケなんですが、
その分作り手のありとあらゆる手腕がもろに出るので、
アレンジメントを全くやったことがない人は間違っても手を出さないようにしましょう。
まぐれにかけるにはあまりにも危険すぎます。

尚、ここまで『ブーケの形状紹介』として、いろいろな形の完成品ブーケにリンク貼ってますが、
『この写真と同じようなもの、または遜色ないくらいのブーケを作る自信はない!』
『この写真のようなブーケが理想!こういうものが欲しかったの!』って方は、
無理して作ろうとしないで購入も一つの手だと思ってください。
全部リンク先(楽天市場)で購入可能な造花ブーケです。
最初からアレンジメント用にセットされた花と装飾具が用意されている
『ウェディングブーケの手作りキット』も、探せばごまんとあります。
【楽天市場】ウェディングアイテム←ブーケ以外にも手作りキットが充実しているので、
何か手作りしたいけどイマイチ自信のない方にはかなりおすすめ!)

アレンジメント未経験でもブーケを手作りしたい人の動機って
『思い出にしたい』人と『節約』って人に大別されると思うんです。
前者ならともかく、節約を念頭に置かれる場合、造花を購入するにも実は結構な金額がかかります。
作成にかける時間も必要ですし、上記の通り細々した道具も揃えないといけません。
全てを100均で揃えても、材料費だけで3000円前後はするかと思います。
ちなみに、私の場合はブーケを作りながら迷走もしたので(…)買い足しも行い、
ウェディングブーケ&お色直しブーケ・ブートニア×2・花冠を作るのに、
花材だけで2万円ほどかかりました。
これを高いと思うか安いと思うかは別にして、
費用対効果を重々考えた上で、購入か手作りするかを決めたほうがいいと思います。
近頃はアートフラワーの質も向上している上、ブーケ&ブートニアを両方揃えても
お手頃価格で購入出来るお店も出てきているので、ネットの海を探せば
自分の理想とするブーケが予算内で転がっていることがあるかもしれません。


とは言え、花選び〜作成にあれやこれやと試行錯誤を重ね、
思い描いた当初とは全然違う形になったブーケを前に茫然としたり(笑)、
それでも最終的には納得のいく形になってめっちゃ楽しかったのも事実なので(笑)
このネタ記事が『よし、いっちょ手作りってみるか!』な人の一助になれれば幸いです。

<PR>

posted by かい・テルこ at 16:58| 結婚式・アイテムの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。