2013年06月14日

ウェディングベールの作り方

さて。
ついにやって参りました。
来る結婚式本番に向けて、ウェディングベールを作成する時が…!!!

もちろん、普通に購入して用意してもいいんですけどね(笑)
一応、お裁縫をビミョーーーにかじったことのある器用貧乏を自称する手前、
自作出来るアイテムは自分で作りたいじゃないっっ!

という訳で、今回は私のウェディングベール作成手順をご紹介!!
私のベールは、一般的な『二段のフェイスアップベール』。

↑こういう感じの一番ポピュラーなものです By楽天
 ネットだと安価で入手可能なので、好みのものがあれば購入した方が手間もお金もかからないことも…(笑)


洋裁をきちんと習ったことがない&何故か和裁は修行経験有という謎の経歴を持つワタクシ(…)が
感覚的な方法で作成しているので、ちゃんとした作り方とかその他結構な勢いで無視(…)な為
参考になるかどうかは微妙ですが(笑)
『あのベールってこういう風に作れるんだー』くらいで見ていただければ。

<準備する道具(全て楽天市場で購入可能です)

・ミシン(手縫いする根性がある場合は無くてもOKですw)

・アイロン&アイロン台(さすがにこれは必須です)


・メジャー(採寸に必要な為、必須。100均に置いてあります)


・まち針(こちらも印つけに必須。耐熱性のものだと安心。100均に有)

・しつけ糸(ほぼ必須。特に不器用さんは、準備していないと泣きを見ます。100均に有)

※ベールはその性質上、チャコペンシル類は使用しない方が安全です。
裁断に関しては大体が真っ直ぐな布の角を丸く落とすだけなので、
印つけはまち針としつけで行います。

<材料>
・薄手の白い布

 (なるべくドレスの色に合わせること。白ドレスに生成りのベールとか黄ばんで見えるっスよ)

・透明の縫い糸

 (細いテグスみたいなのが販売されています)

・装飾用のレースやビーズなど

 (これはお好みで。レースやビーズ装飾の雰囲気を、他の小物と合わせると◎)

布地は、最も一般的なのはやはり『ソフトチュール』。

ソフトチュール

価格:39円
(2015/6/16 00:00時点)


裁ち目の処理が不要で、扱いやすさも抜群です。
ちょっと気をつけて欲しいのが、『チュール』にも幾つか種類があり、大きく分けて
『ソフトチュール』と『ハードチュール』に分かれます。
両者は触ると一目瞭然なのですが、見た目では判断が付きにくいので購入時にはちょっと注意を。
いわゆる『ウェディングベール』に使用するのであれば、必ずソフトチュールを選ぶ事!!
逆に、ベールダウンをしないタイプのボリュームのあるショートベールや、
パリッとしたリボンやボンネットをチュールで作りたい場合はハードチュールが向きます。
ロックミシン等、端の始末が可能な手段を持つ場合、オーガンジーとかシフォン素材も綺麗っスよ。 

まずは、主原料であるチュールの調達。
ですがその前に、ベールの長さを決めなければ、何cm調達すればいいのか出てこないので
ドレスに合わせてベールの長さを決定して下さい。
フェイスアップベールにする場合、フェイスベールが大体50〜60cmなので、
その後ろにかかるベールの長さで印象が変わります。
blog42.gif
・ショート(50〜60cm前後)
 大体背中〜腰上までの長さ。
 キュートな雰囲気を求めるならばこれ。レストラン挙式やガーデン挙式等、
 ベールが靡いても邪魔にならないようなシーンで活躍します。
 推奨ドレスはミニ・エンパイア。
・ミドル(70cm〜120cm前後)
 腰下〜ギリギリ引き摺らないくらいまでの長さ。
 多くの場合、ウエスト部分にあるドレスの後ろ飾りを邪魔しない形状でもある為、
 上品かつスタイリッシュに決められるので、前衛的なチャペルやゲストハウス式で。
 ほぼ全てのドレスに似合う形状ですが、個性的な形状のドレスの魅力が一層引き立ちます。
・ロング(150cm以上)
 トレーンを越えて、引き摺るタイプのベールです。
 ドレストレーン+30cmが、後姿が一番美しく見えると言われています。
 王道中の王道の美しさを誇る為、大聖堂や大階段のある場所で挙式するなら、これ一択。
 推奨ドレスは、トレーンが美しいAライン・マーメイド、そしてプリンセスです。

ってな訳で、希望するベールの長さが決まったら、それに60cm足した分量が
『必要な長さ』のトータルになります。
そして、もう一点大事なのが『横幅』。
これはフェイスベールの長さ+コームをつける際のギャザー寄せ分の長さに依存します。
dless21.gif
例えば、フェイスベールが50cmで、トップのギャザーは20cmを希望する場合、
フェイスベール長さ×2+ギャザー分 となるので、120cmの幅が必要となります。

:私の場合:
私のドレスですが、トレーン有のシンプルなAラインです。
ウエスト部分に、唯一と言っていいくらい大事なバラ飾りを有しているので、
ベールの裾部分がかぶってはいけない!=ここはロングで…!と行きたいところなのですが。
ドレスがシンプルでレース装飾が一切ないので、ベールを派手にするのは嫌。
それに、ロングベールが映えるようなチャペル挙式でもないので絶対雰囲気負けする。
何よりロングタイプ=長いから作るのに骨が折れるのでダルい(…)
という理由で、ウエスト飾りを邪魔せず、Aラインドレスにもある程度映え、
かつ食われないデザインということで、ミドルベールを選択する事にしました。
調達したのは、150cm×180cmのソフトチュール。
フェイスベールが50cm=幅を110cmに切り落とす前提で、
周囲の装飾用レースは3m×2本の、6mを準備しました。
レースは此方。
RIMG1062.jpg
意外と長さが必要なので、途中でレースを継ぎたくない場合は
10m級をロール売りしているお店で一気に購入した方がいいです。
ちなみに、私はこちらのお店(楽天)で、総額¥630で購入しました。
フェイスベール50cm、バックベール130cmという設計で、レッツチャレンジ!!

<作り方手順>
1.まずは、チュールの四隅を裁断します。
dless18.gif
こんな感じで、丸かどに。
4つに折りたたんで、その角をまるーく切っちゃえば、4ヵ所とも同じ角になりますね!
この角の感じですが、特に決まりはないので、円に近いベールがよければ角を深めに、
四角に近いベールがよければ浅めに切り落とせばOKです。
(※但し、四角に近い場合は若干レース付けにくいよ)

実は究極にシンプルなベールは、ズバリ
角も落とさずチュール切りっぱなしなのですが(どどん)
装飾を工夫すれば、これはこれで結構綺麗なので(笑)、
ドレスが極限まで華やか、かつショート・ミドルベールご希望の場合は一考するもアリ(笑)
(※上記シンプルベールに本気の場合は、チュールの角を落とさず手順4まで進んでください)

2.準備したレースを、ベールの端に沿って仮留めします。
これなんですけど、まち針使って一周ぐるーっとするのが意外と難作業。
特に幅広レースの場合、まち針だけだと角の部分で絶対にダブついてしまいます。
これをそのまま縫いこんでしまうと、布がつれて予期せぬギャザーが寄ってしまい、
ベールのつもりがテーブルクロスにピッタリー!な形状になってしまうので、
面倒でもしつけ糸できちんとしつけを行った方が安全&確実です。

3.仮止めが出来たら、いよいよ本縫い!
この本縫いですが、透明糸を用意する事を強く推奨します。
『え、ベールもレースも白だけど、白糸ダメ?』ってなると思いますが、
レースの形状によっては、実は白糸って意外と目立ちます。
RIMG1074.jpg
こんな感じ。
上記は絹の仕付け糸なのでかなり細い糸ですが、この目立ちよう。
これが通常のミシン糸だと、間違いなくレースの柄に不自然に同化します。
こうならない為にも、透明糸で縫った方が安全&確実です。

また、レースは必ずレースの端部分をなぞる感じで縫いとめるようにしましょう。
dless19.gif
でないと、レースの重さによっては、レースの端がだらんと垂れ下がって不恰好です。
特に、ベールに使用するタイプのレースは大柄で重さがあることが多いので、
面倒でもきちんと端を縫い止めるようにしましょう!
『くねくね曲がりくねったレースを綺麗に縫いとめる自信が無いんだけど…』という人は、
大人しく端が真っ直ぐなタイプのレースをチョイスしましょう。

ちなみに。
私はこの波状レースを使ったミドルベールを作成するに当たって
RIMG1072.jpg
全工程を全て手縫いで行いました(どーん!)
いや、この幅の波状を綺麗に縫いとめようと思うと、ミシンじゃ難しくて…。
それに、手縫いオンリーで出来るって分かれば『ミシンない!でも手作りしたい!!』
な人にとっての勇気付けや勢い付けにもなるかなーと……(笑)
実際に、全てを手縫いで行う事によって細かい作業が可能になりますし、
ミシンに慣れていない人が無理してミシンを使うより綺麗に仕上がりますし、
それこそ、ミシンで縫うには難易度が高い、デザイン性の高いレースも扱えます。
但し、和裁経験有で手縫いにそこそこ慣れている私で、この長さで半日かかったので
手縫いに慣れていない人は2〜3日みっちり針と糸と格闘する覚悟がないと、
たぶん途中で心が折れます(笑)

RIMG1078.jpg
でも、出来上がりは格別ですよん。

4.ベールにコームを取り付けます。
まずは、出来上がったベールを フェイスベールとバックベールに分ける為、2つに折ります。
dless20.gif
折り目部分の中心部10〜20cmほどをなみ縫いし、引いてギャザーを寄せます。
このギャザーですが、少なければ大人しめに仕上がり、沢山寄せればボリュームが出ます。
どの程度のボリュームが欲しいかでギャザーの長さを最初から決めておき、
ベールの材料を調達する際は、必ずギャザー分を幅に足しましょう。
RIMG1079.jpg
ギャザーが寄ったら、その部分にあわせて適当な長さのコームを取り付ければ完成!!
あとは、ベールにあわせてビーズやスパンコール装飾を付け加えていけばOK!

ベールが完成したら、実際にかぶってみましょう!
一気にテンションが上がる事間違いなし(笑)
そして、本番前に必ずパートナーにフェイスベールアップの練習をしてもらいましょう。
これ、意外と難しく、ぶっつけ本番だと失敗するケースが多い演出の一つ。
実際に私の相方さんも、私より18cmも長身なのにベールを上手く上げ切れず、
上げたばっかりのベールが再度顔前にバサッと落ちてきましたからね(どどーん…)
こうなってしまうと儀式としては大変マズいことになるので、
可能な限り二人で息を合わせて練習しておきましょう(笑)
特に、ヒール装着時にパートナーとの身長差があまりないカップルは要注意!

手作りベールは、手間はかかりますが作成手順自体はそれほど難解ではないので、
洋裁初心者さんでもチャレンジしやすいアイテムの一つだと思います。
華やかなビジュアルにこだわらず、豪奢なレースを使わなくとも、
細身で真っ直ぐの繊細なレースでチュールを縁取るだけでも非常に品の良いベールが出来ます。
もし、『いっちょやってみようかな…』と思い立った方は、
自分の手で、世界に一つだけの自分のベールを作ってみてはいかがでしょうか!

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posted by かい・テルこ at 21:50| 結婚式・衣装の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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